ロッテ・杉山諒、異次元のスピード 一塁駆け抜けの速さに自信

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ロッテ・杉山諒(撮影日=2026年1月24日)
ロッテ・杉山諒(撮影日=2026年1月24日)

 ロッテの育成3位・杉山諒(愛知学院大)が23日、都城コアラのマーチスタジアムで行われたチェコ代表との『GLOBAL FRIENDSHIP SERIES 2026』で武器である“足”で魅せた。

 0-1の4回二死走者なしから石川慎吾がレフトへ二塁打を放つと、ここで杉山が二塁走者・石川慎吾の代走で登場。杉山はチェコ代表の右投手・フルホフが櫻井ユウヤに投じた初球、完全に投球モーションを盗み、三塁盗塁を決めた。

 杉山は昨年12月に行われた新入団選手発表会で、盗塁をする上で心掛けていることについて訊くと、「盗塁はスタートが一番大事。自分の足だったらスタートさえ良ければ、絶対にセーフになれる。スタートだけしっかりこだわってやっていけたらなと思います」と自信を見せた。

 さらに、1-1の7回無死走者なしで回ってきた打席で、セカンドゴロを放ちアウトになったが、間一髪のアウト。なんでもないセカンドゴロを一塁セーフにしてしまいそうな勢い。1月の新人合同自主トレ中に「一塁駆け抜けは、めちゃくちゃ速いです」と話していたが、想像を上回るスピードだった。

◆ 打撃を磨いた大学時代

 杉山は大学時代の4年間で「足だけじゃ絶対ダメ。バッティングを4年間力入れてきました」とバッティングを磨いてきた。

 大学時代の映像を見ると、ファウルで粘ったり球数を投げさせている印象を受けた。自身の打撃の特徴については「これまでは逆方向にイメージでずっとやってきたんですけど、プロに入ったら引っ張らなければいけない場面もあると思うので、今後は逆方向を当たり前に打てるようなバッター。内攻められた時でも、しっかり引っ張って対応できるバッターというのを目指して頑張ります」と自己分析する。

 新人合同自主トレ中の打撃練習では、セーフティバントを練習していた。セーフティバントも武器になってくるのだろうかーー。

 「調子が悪い日に同じ打席を繰り返すのは良くないと自分は思っています。例えば、1打席目がセカンドゴロ、2打席目がセカンドゴロは良くないので、セカンドゴロ、セカンドゴロという日だったら、次ちょっとバントを入れる打席もやっていこうと思っているので、バントをいつでもできる状態を作っておきたい。常に何球か入れているようにしています」。

 また、大学時代は「ピンクが一番好きだし、目立つし、好きなのでつけていました」とピンクのリストバンドを身につけていたが、「プロでもつけたいですけど、母の日と被るので、技術で目立とうかなという感じです」とのこと。

 プロの舞台では「走攻守、足を絡めたプレーをいつでもできるように。打つ方をメインに頑張りたい」と意気込む。バッティングで結果を残すことができれば、スピードはあり、非常に楽しみな存在になりそうだ。

取材・文=岩下雄太

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