【ロッテ】2軍本拠地移転先が千葉・君津市に決定…同市役所の担当者も喜び「ドキドキしながら待っていた」

スポーツ報知

2025.3.25(火) 17:10

 

 ロッテは25日、2軍の本拠地の移転先が千葉・君津市に決定したと発表した。早ければ、28年からの運用を目指す方針。昨年2月から公募が行われ、同3月末までに31自治体から応募があり、その後は同市と千葉市、茨城・取手市、潮来市の4自治体に絞って検討を進めていた。今後、君津市と移転に向けた協定を締結し、移転時期などの詳細を議論していく予定だという。

 吉報が届いた君津市役所の企画政策部政策推進課の担当者も「公募があってから、1年ちょっと。どうなるんだろうなとドキドキしながら待っていたんですけど、吉報が届いて、うれしい限りです。君津からZOZOへの移動もアウトレット渋滞以外は、曜日にもよるでしょうが、都心の環状線を抜けるよりはストレスなく、移動もできるのかなと思いますね」と話した。

 高坂俊介球団社長は球団を通し「移転先候補を君津市に選定した理由は、私たちが重視した『地域との連携』、『立地・敷地・施設』、『永続的な運営スキーム』。いずれにおいても最も具体性・実現性が高い提案をいただき、20年後、30年後の未来図を描くことが出来たことが挙げられます」などとコメントした。

 現在は埼玉・浦和市に2軍の本拠地を置き、ロッテ浦和球場は1989年から使用。老朽化に加えグラウンド数、トレーニング施設、選手寮が手狭になっていた。さらなるチーム強化へ向けて、選手育成の拠点となるファーム本拠地の移転を検討。昨年12月、〈1〉本拠地ZOZOマリンスタジアムから車で1時間程度の距離で、グラウンド、トレーニング施設、選手寮などを一体化できること。千葉県内から茨城県南部を想定範囲としている、〈2〉地元市民はもちろん、地元自治体、地元企業との連携、協力体制があること、〈3〉20~30年先を見据え、永続的に運営できるスキームを組めること、の3点を条件に移転を本格的に検討していることを明かしていた。

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