
◆パ・リーグ 西武2―1オリックス(29日・ベルーナドーム)
オリックス・東松が希望の光をともした。「来年に生かせるチャンスをもらっている」。22日のロッテ戦(ZOZO)でプロ初勝利を挙げたばかりの高卒3年目左腕。中6日のマウンドを意気に感じ、自己最長の6回を2失点と力投した。自責3以下のQSも初めて記録。「来年が待ち遠しいです!」と声を弾ませた。
2回に浴びた長谷川の逆転2ランが勝敗につながったが、3回からの3イニングはパーフェクト。6回2死満塁のピンチもしのいだ。初白星の記念にハイブランドの財布を贈ってくれた宮城は、来季の後半戦中に復帰が見込まれる。「俺が入る隙がないぐらいに頑張れ」と先輩からの激励を受け止め、曽谷からも「刺激をくれ」と要望されている成長株。「開幕からしっかりとフル活動。全開でいきたい」と同じ左腕のWBCコンビを脅かすつもりだ。
エース格である平良とも堂々と投げ合い、岸田監督も「しっかり勝負していた。本当に投手戦だったと思います」と頑張りをたたえた。1試合を残したチームは、今季ワーストの借金10。無限の可能性と期待感が、21歳にはある。(長田 亨)