
◆パ・リーグ 日本ハム―楽天(7日・エスコンフィールド)
日本ハムの常谷拓輝内野手が、5回の第2打席でプロ初安打となる左前打を放った。
駆けだした常谷よりも早く、ベンチの新庄監督が両腕を突き上げた。5回先頭で迎えた第2打席、楽天先発ウレーニャに追い込まれながらも、スライダーを捉えた。鋭く三遊間を破る左前打。支配下登録即スタメン出場した7月31日から8日目、プロ11打席目で放ったプロ初安打に、一塁塁上で右拳を握った。
ようやく指揮官との“約束”を果たした。6月20日、新庄監督は常谷にDMを送った。「あと16本打ったら支配下ですよと。早く打てと」。しかし、ファームの前半戦終了までに打ったのは15安打。支配下登録の会見で、新庄監督から「その1本を僕の目の前で見せて欲しい」と送り出されたが、この日の第1打席まで、10打席8打数無安打。3度目のスタメン起用で飛び出した、約束の“16安打目”だった。
売りは広角に長打が打てる積極的なバッティング。デビュー戦で4打数無安打に終わっても、「持ち味の積極性だったり、打ちにいったボールは間違ってないと思っている」と前を向き続けた常谷。会心の一打から、1軍での居場所を築いていく。