
◆パ・リーグ オリックス―ソフトバンク(7日・京セラドーム大阪)
全盛期をほうふつとする放物線だった。ソフトバンクは1点リードの7回2死二、三塁、代打・柳田が右中間へ10号3ランを放り込んだ。飛距離132メートル(NPB+より)の特大アーチは、プロ16年目、通算288本目にして初の代打弾。3年ぶり11度目の2ケタ本塁打となった。「少し詰まりましたが、いいスイングができて、いい角度で上がった」と声を弾ませた。
直前には、同じ7回2死で巨人・坂本が代打で逆転3点二塁打を放ち、東京、大阪で37歳のベテランが“期演”した。7月3日には中村が今季限りの引退を発表。1学年上の柳田は今宮とともに事前に連絡を受けていた。自身も下り坂を迎えた肉体にあらがいながら、7年契約の最終年をプレーしている。「結果が出ていないので、これから上げていきたいと思います」と、打率2割5分1厘に満足していないが、超人的なパワーは健在。チームの顔としてまだまだ存在感を発揮する。(島尾 浩一郎)