
◆日本生命セ・パ交流戦 2026 オリックス4X-3―ヤクルト(9日・京セラドーム大阪)
殊勲のオリックス・杉本はケロッとしていた。「膝のことはもう忘れた。もう治りました!」。負ければ4位転落。2点を追う9回、代打で逆転の2点二塁打を放った。自身3本目の劇打。今季2度目のサヨナラ勝ちへ導き、1分けを含む5連敗でストップさせた。
両膝痛で開幕2軍。「このぐらいに…」と通告時、岸田監督はカレンダーの6月を指さした。2人の間で一致したのは、万全で戻ること。大阪・舞洲でリハビリ中だった4月の誕生日には、西川ら多くの仲間から贈り物が届いた。「いろんな人が僕を励ましてくれた」。5月26日に初昇格し、17打席目で初適時打だ。
試合直前には同じ91年生まれの親友・九里が円陣で声出し役を志願。当日の先発投手が務めるのは珍しいが「意地でも絶対に勝ちましょう!」と最後の最後に思いが通じた。6月も7試合目で初勝利。大反攻の出発点にする。(長田 亨)