「見てるところ、コアですね」新天地でも話しかけてくれた楽天・田中千晴、「はだしトレ」で1軍への向上心感じた

スポーツ報知

田中千晴

◆スポーツ報知・記者コラム「両国発」

 楽天・日本ハムのオープン戦取材で静岡・草薙球場を訪れた。両チームともに取材機会が少なく、知らない選手ばかり。そんな中、サブグラウンドで練習する見慣れた顔を見つけた。1月に巨人から楽天へ移籍した田中千晴投手だ。

 150キロ台の直球と鋭く落ちる独特の軌道のフォークが武器の右腕。24年オフに右肘クリーニング手術を受けて昨季は1軍登板なしに終わったが、2軍戦36試合で防御率1・51の好成績を残した。入社3か月目の昨年6月、初めてファームを取材した試合に登板。その後、何度も撮影した。「知っている顔がいてびっくりした」とあいさつに来てくれ、私が楽天を取材しているのを不思議がっていた。

 巨人時代よりキャッチボールの時間が長くなり、メディシンボールを小さい物に変えてトレーニングに励んでいた。変化を伝えると「見てるところ、コアですね」。新たな感覚を身につけるべく、斬新な練習にも取り組んでいるという。それは、はだしで歩くこと。「ウェートトレーニングを増やすと、投げる時にかかとに重心がかかって嫌だった。足の裏全体に加重したいので、はだしで(感覚をつかんで)いるんです」。今年こそ1軍へ!という向上心を感じた。

 今季の目標はもちろん1軍で「50登板、防御率1点台」。新天地で活躍する田中千を取材できるよう、再会を楽しみにしている。(写真担当・渡辺 朋美)

 

 ◆渡辺 朋美(わたなべ・ともみ) 2025年入社。2年目の目標は選手の魅力を伝えること。

パ・リーグ.com ニュース

「見てるところ、コアですね」新天地でも話しかけてくれた楽天・田中千晴、「はだしトレ」で1軍への向上心感じた