
最速155キロを誇る日本ハムのドラフト1位右腕、明大・大川慈英(じぇい)投手(22)が18日、茨城・土浦市内で行われた母校・常総学院での凱旋(がいせん)歓迎会に出席。1987年にドラフト外で同じ日本ハムに入団した島田直也監督(55)を超えることを誓った。
常総学院で鍛えた3年間について「プロ野球を目指そうと最初に思ったのも、常総学院に入ってから。人生のターニングポイントです」と剛腕。恩師がプロ野球生活をスタートさせたファイターズから指名されたことに「やっぱり縁っていうのはあるんだなと思いました」と、しみじみ語った。
同じリリーバーの島田監督は横浜時代の97年、最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得するなど、プロ通算14年間で419試合に登板。ファンに愛される存在だった。
「島田さんに負けないような投手になりたい。タイトルは取りたいですし、明確な目標があるとわかりやすい。自分の希望ポジションはクローザーですが、最優秀中継ぎ賞だったり、取れるものは全部取りたいです」と大川。自らの原点となる母校で、新天地での活躍へ思いを新たにした。(加藤 弘士)
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