
オリックスは11日、新外国人として前レイズのボブ・シーモア内野手を獲得したと発表した。攻撃力強化を目指し、今季3Aで30本塁打を放った左の大砲を最上位にリストアップ。11月から獲得交渉を進め、この日の正式発表に至った。背番号は45となる。
シーモアは球団を通じ「このような素晴らしい機会を与えてくださったオリックス球団に感謝してもしきれません。私も妻も、日本でのこの機会をとても楽しみにしています。オリックスが長年築いてきた成功を継続できるよう、貢献できればと思っています。素晴らしいファンの皆さんの前でプレーすることが待ちきれません。戦う準備はできています。Go Buffaloes!」とコメントした。
球団はこの日、ルイス・ペルドモ投手が来季も残留することを同時に発表。昨年のシーズン途中に加入し、今季は50試合で2勝4敗、リーグ2位の33ホールド。主に勝ち試合の8回でリリーフ陣を支えた右腕が、来季もチームの一員として戦うことが決まった。
ペルドモは球団を通じ「来シーズンも変わらずプレーできることになり、本当にうれしいです。このような機会をいただけたこと、球団・ファンの皆様の変わらぬサポートに心から感謝しています。オリックス・バファローズは私の家族であり、その一員となれることを光栄に思います。球場で全力を尽くす準備は万端です。忘れられないシーズンにしましょう!」とコメントした。
◆ボブ・シーモア(Bob Seymour)1998年10月7日、米国生まれ。27歳。マウントカーメル高からウェイクフォレスト大に進み、21年のドラフト13巡目(全体401位)でレイズと契約。25年8月にメジャーデビューし、通算成績は26試合で打率2割5厘、1本塁打、5打点、1盗塁。191センチ、113キロ。右投左打。
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