
西武・山田陽翔投手(21)がバラ色のオフを迎えた。埼玉・所沢市の球団事務所で4日、契約更改に臨み、2300万円増の年俸3000万円でサイン。昇給率329%は、球団歴代4位だ。
3年目の今季は開幕1軍入りこそ逃したが、5月17日・オリックス戦(ベルーナD)でプロ初勝利を挙げると、終盤には勝ちパターンに定着。49試合で3勝3敗17ホールド1セーブ、防御率2・08と飛躍の1年となり、「求めすぎずに自分のやるべきことをできていたのが良かった」と胸を張った。
22年夏の甲子園準々決勝で、滋賀・近江のエースとして名勝負を繰り広げたライバルの巨人・浅野(高松商)の推定年俸1700万円を一気に超える大出世。さらなる飛躍へ自主トレは昨年に引き続き平良に師事する予定だ。「来年は50登板したい。数字にもこだわって、一番はけがなくシーズンを終えたい」。この1年を偶然では終わらせない。(大中 彩未)
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