
西武・中村剛也内野手(42)が4日、埼玉・所沢市の球団事務所で契約更改に臨み、2500万円減の年俸7500万円でサインした。(金額は推定)
プロ24年目を迎えた今季は44試合の出場で23安打3本塁打10打点、打率2割4分の成績に終わり、「7月から全然1軍にいなかったので、分かんないです。打ったのは覚えています」と振り返り。同期入団の栗山巧外野手(42)が先日、来季限りでの引退を表明したが、「感じるところはそんなにないですね。人は人なので」ときっぱり。自身の引き際については「考えていない。一日一日を生きていきたいと思います。とりあえず来年はやります」と語った。
今季はファームで過ごす機会も多く、若手と接する中でアドバイスを求められることもあったと言い、「教えるっていうのも違うかなと思うんですけど、気づいたことをぼんやり言ってあげる。結局何するにも考えてやった方が絶対身につくと思うし。ふわって言います」と背中を押してきたベテラン。プロ25年目の来季に向け、「そりゃもちろん優勝目指して、勝ちにこだわっていきたい。ここ何年は野手陣が打てずに苦しい戦いが続いていたので、来季は1点でも多く取れるように野手陣が頑張っていきたい」と変わらぬ穏やかな口調ながらはっきりと宣言した。
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