
セ、パ両リーグの守備の名手を表彰する第54回「三井ゴールデン・グラブ賞」の授賞式が27日、都内のホテルで行われた。
5年連続受賞の楽天・辰己涼介外野手(28)は、昨年の全身ゴールドファッションから一転、球団カラー「クリムゾンレッド」のシックなスーツ姿で登場した。
仰天ファッションは封印しても、型破りな辰己ワールドは相変わらずだ。今回のテーマは「奇跡」。打撃不振で2軍落ちも味わいながら、リーグ最多の守備機会337、わずか1失策でのタイトル保持を「とんでもないこと」と表現すると同時に「辰己が普通(の服装)で来るのは奇跡に近いこと」と笑わせた。「僕だけですよね、衣装のこと聞かれるのは」とトボけつつも「来年以降、とんでもないことを用意してるんで、いったん“緩急”ってことで」と、新ネタも予告した。
国内FA権を行使し、来季の所属先は「分からない」というが「プロで優勝を経験していない。優勝して、またこの場所に帰ってこれるように」。さらに「ピッチャーでこの賞を取りたい。打って、投げて、守ってなら“三刀流”になる」と新たな野望も。楽天では今春のキャンプで却下された投手挑戦を、かなえてくれる球団が現れるか注目だ。