設立者は語る「恩返しをしたくても、やり方が分からない」
誕生から80年以上となる日本のプロ野球。多くのファンに愛されてここまで発展してきた歴史の中で、世界中から活躍の場を求めて来日した外国人選手の存在も忘れてはならない。80年を越えるプロ野球の中で大活躍をみせた選手、残念ながら力を出し切れなかった選手、その全ての助っ人たちが歴史に名を刻んできた。
ファンの間では「思い出の外国人選手」として語り草にはなるものの、選手本人は退団し、それぞれの母国へと帰国すると、再び日本と繋がりをもつことは難しい。そのような現状を変えようと立ち上がったのが「一般社団法人 日本プロ野球外国人OB選手会」(以下:JRFPA)だ。
設立者であるウィリアム・ブルックス氏にはJRFPA誕生に対し熱い想...