スタンカ、サファテら投手陣に数多くの名助っ人…ホークスの歴代外国人

2018年12月10日 07:20 Full-Count 広尾晃
福岡ソフトバンクのデニス・サファテ※写真提供:Full-Count(写真:藤浦一都)

スタンカは6年間で94勝、サファテは5シーズンで180セーブ

 すでに1200人になろうとしているNPBの外国人選手。球史に残る選手も数多く出ている。今回は戦前からプロ野球に参加した南海、福岡ダイエー、福岡ソフトバンクで活躍した外国人選手について振り返ろう。○南海、福岡ダイエー、福岡ソフトバンクの外国人選手の安打数10傑。()は実働期間1ハドリ 727安打(1962-1967)2バルデス 556安打(2001-2004)3ズレータ 464安打(2003-2006)4ジョーンズ 435安打(1970-1973)5メイ 431安打(1978-1981)6ブレイザー 371安打(1967-1969)7ピート 344安打(1961-1963)8バナザード 335安打(1988-1990)9李大浩 314安打(2014-2015)10カールトン半田 312安打(1958-1961)○本塁打数5傑1ジョーンズ 132本塁打(1970-1973)2ハドリ 131本塁打(1962-1967)3ズレータ 122本塁打(2003-2006)4バルデス 86本塁打(2001-2004)5メイ 70本塁打(1978-1981)○勝利数10傑1スタンカ 94勝(1960-1965)2ホールトン 42勝(2008-2011)3バンデンハーク 39勝(2015-)4スタンリッジ 28勝(2007-2008、2014-2015)5ラジオ 23勝(2000-2002)6サファテ 15勝(2014-)7サディナ 12勝(1959-1960)8ペドラザ 11勝(1999-2002)9ファルケンボーグ 10勝(2009-2013)9劉瀬章 10勝(1938-1940)9ガトームソン 10勝(2007-2008)9タネル 10勝(1991-1993)○セーブ数5傑1サファテ 180セーブ(2014-2018)2ペドラザ 117セーブ(1999-2002)3ファルケンボーグ 44セーブ(2009-2013)4シグペン 20セーブ(1994-1995)5ホセ 17セーブ(1996-1997) 南海ホークスは1938年に職業野球に参加、戦後、鶴岡一人監督が就任し、黄金期を迎える。1989年に福岡ダイエーホークスとなり、2005年から現在の福岡ソフトバンクホークスとなる。ホークスは野村克也、松中信彦と2人の三冠王を輩出。その他にも門田博光、広瀬淑功、現在の柳田悠岐など強打者が出ている。 長きにわたって日本人の強打者がいたこともあってか、外国人打者の実績はさほど際立たない。最多安打は、昭和中期のケント・ハドリ。野村克也と中軸を組み、外国人選手初の100本塁打を記録。日本の生活に溶け込み「ケンちゃん」と呼ばれた。戦力外となり日本を離れるときは、伊丹空港まで鶴岡監督が見送り涙を流したと言われている。 最多本塁打はクラレンス・ジョーンズ。カブスから1970年に南海入りし、在籍した4シーズン連続で30本塁打超を打つ。しかし、4シーズンのうち3シーズンで打率は.250以下、3度も三振王になっている。当時の野村監督は確実性がないとして放出したが、ジョーンズは近鉄に移って1年目に本塁打王になった。現役ではキューバ出身のデスパイネが、222安打64本塁打しているのが最多だ。 打者とは対照的にホークスは外国人投手に活躍した選手が多いチームだ。その筆頭がジョー・スタンカ。MLBではわずか1勝だったが、南海では杉浦忠と並ぶエースとして活躍。1964年には26勝を挙げてMVPに輝いている。今年10月に87歳で死去した。10勝を挙げている劉瀬章は、NPB唯一の中国国籍のプロ野球選手だ。 リリーフでは現役のデニス・サファテが目覚ましい活躍。2011年に広島に入団。埼玉西武を経て2014年に福岡ソフトバンクに入団してからは、絶対的なクローザーとして活躍。2017年にはNPB記録となる54セーブを挙げて、MVPに選ばれた。1999年から4シーズン投げたロドニー・ペドラザもセーブ王を2回獲得している。 サファテは今季、故障で早々に離脱したが、ホークスの外国人は他にもバンデンハーク、ミランダと、投手に良い人材が集まる傾向が今もあるように感じる。3年連続の日本一を目指す来季、助っ人たちの働きはどうなるだろうか。(広尾晃 / Koh Hiroo)記事提供:Full-Count 続きを読む

関連チーム記事/TEAM