22年間Vから遠ざかるオリックスの戦力整理 金子、西、中島が流出、転換期へ

2018.12.8(土) 15:19 Full-Count
今季限りでオリックスを離れる中島宏之、金子千尋、西勇輝(左から)※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)

小谷野、佐藤逹が現役を引退し、ローチは自由契約に

 2014年以来となるクライマックスシリーズ出場、そして1996年以来、22年ぶりのパ・リーグ制覇を狙った2018年のオリックス。シーズン途中までAクラスを争っていたものの、中盤以降、徐々に失速し、65勝73敗5分の4位に終わった。
 2015年途中から指揮を執っていた福良淳一監督が辞任し、ヘッドコーチを務めていた西村徳文氏が新監督に就任。新たな体制で2019年シーズンを迎えることになる。来季に向けて新助っ人でジョーイ・メネセスの加入が決定。ドラフトでは天理高の太田椋内野手をドラフト1位で指名するなど支配下7選手、育成1選手の計8人が新たにチームに加わった。
 戦力整理という面でいえば、激動のオフとなっている。佐藤達也投手や佐藤世那投手ら6選手に戦力外を通告。佐藤逹と小谷野栄一内野手は現役を引退した。さらには中島宏之内野手と金子千尋投手が制限を超える減額提示を受けて自由契約を選択し、中島は巨人へ、金子は北海道日本ハムへと移籍を決めた。さらにFA権を行使した西勇輝投手も阪神への移籍を決断。今季までチームの主力だった選手を一気に失うこ...

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