台湾プロ野球・Lamigoに所属する王柏融(ワン・ボーロン)選手は2016年、17年に2年連続でシーズン打率4割を達成し、17年には三冠王にも輝くなど数々の記録を塗り替えた。海外挑戦が可能となる今シーズンは日米複数球団のスカウトが視察に訪れ、その動向は日本でもたびたび報じられた。
台湾でも当然、注目度は高まっており、多くの球界関係者が彼の動向を注視しているが、それは現地の女性たちも同様のようだ。11月9日からの千葉ロッテとの交流試合で現地を訪れた「パ・リーグ インサイト」編集部員は、BIGLOBEの業務用端末「BL-02」に搭載されたNECの翻訳サービスを使用して、突撃取材を敢行。Lamigoのチアリーダー「LamiGirls」や現地の女性ファンたちの話からは、台湾の至宝への強い思いを知ることができた。
SNSでも強い支持を集めるLamiGirlsの中心メンバーは……
インスタグラムで約5万人のフォロワー数を誇るLamiGirlsのシャオルー(羚小鹿)さんは、台湾ではめったに見られない雪がきれいで印象に残っているという理由から、北海道を好きな場所と挙げつつも、「どこのチームへ行ったとしても、王選手の行くところならば応援します」ときっぱり。台湾から海外のチームに移籍することについては、「どんどん世界で活躍してほしいと思っているので寂しくはない」と力強く語った。
「打席などで堂々とした雰囲気が感じられる」と王選手の魅力を述べ、日本球界で対戦してほしい投手を挙げてもらうと、「千葉ロッテのチェン・グァンユウ投手です。日本で対戦するところを見たい」と台湾人選手の夢の対決を心待ちにする。
現役プロ野球選手を兄に持つリヤさんは「千葉ロッテに行ってもらいたい」と熱望
同じくLamiGirlsで活動するリヤ(亞璇)さんは兄・李杜軒選手(千葉ロッテ)の影響で日本プロ野球への関心も強く「台湾の応援ももちろん好きですが、日本の応援もまた雰囲気が違って好きです」と笑顔で答えてくれた。移籍候補のチームについては「Lamigoと交流している点もありますが、兄とチェン投手が所属しているので千葉ロッテに行ってもらいたいです」と熱望。「現役時代から落ち着いた雰囲気があり、打席に立てば必ず点を取ってくれるような頼れる存在だった井口さん(現監督)が好き」とマリーンズ愛も同時に語...
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