Koboパーク宮城で行われる千葉ロッテとのカード初戦は、楽天にとって勝負の8連戦の3戦目。昨日は12四死球を出しながら、無失点で勝利を収めた楽天。今日の先発は、前回登板の福岡ソフトバンク戦において、5回3/1を投げて1失点で3勝目を挙げた塩見投手である。存分に持ち味を発揮して連勝を導き、リーグ2位・埼玉西武との差を縮めたい。
一方、千葉ロッテは先発に再転向した西野投手が、5月2日の北海道日本ハム戦以来の先発。これまでの登板は球数の多さが目立った。今日は丁寧な投球で、4月13日以来約5カ月ぶりの勝利を挙げられるか、注目したい。
先制したのは楽天だった。1回裏、この日1番に起用された岡島選手が左安打で出塁すると、犠打失敗と盗塁で2死2塁の好機を迎える。すると4番・ウィーラー選手がフルカウントから二遊間を破る適時打を放ち、すかさず先制点を奪う。さらに2回裏にも、1死から7番・島内選手が四球を選び、続く聖澤選手が内野安打。9番・嶋選手も四球で出塁して1死満塁の好機を迎えると、内野ゴロの間に1点を挙げ、楽天が2点をリードして試...