その背中から学べるものは数知れず。パ・リーグを生き抜く大ベテラン選手たち

2017.9.28(木) 00:00 パ・リーグ インサイト 吉田貴

プロ野球は、多くの場合20代の若い選手がチームの主力を務める。しかし、長年にわたり蓄積された経験に裏付けられた活躍を続けるベテラン選手の存在は、グラウンドの内外で欠かせないものだ。そこでここでは、パ・リーグのプロ15年目以上の選手、もしくは35歳以上のベテラン選手に注目した。
・サファテ投手(福岡ソフトバンク)
福岡ソフトバンクの「キング・オブ・クローザー」ことサファテ投手は36歳。今季で日本球界7年目だ。9月16日、チームはリーグ史上最速のリーグ優勝を決めたが、その最後のマウンドに立っていたのもサファテ投手だった。リーグ優勝の栄冠に輝くうえで、サファテ投手が果たした役割がどれほどのものだったかは、とても一言で言い表すことはできない。その豪腕は、年齢を重ねるごとにむしろ凄みを増している。
福岡ソフトバンク4年目の今季、チームメイトの岩嵜投手に次いでリーグ2位の64試合に登板しており、防御率は驚異の1.13。7月5日のオリックス戦で、史上6人目となる通算200セーブの偉業を達成し、9月5日のオリックス戦では、シーズン最多セーブの日本プロ野球新記録を樹立した。躍動する背番号58が、これからも頂点への道筋を...

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