東北楽天から来季の構想外であることを告げられていた聖澤選手が、23日の「楽天イーグルスファン感謝祭2018」で正式に現役引退を表明した。
聖澤選手は国学院大学から2007年の大学生・社会人ドラフト4巡目で東北楽天から指名を受けて入団。「プロのレベルの高さを肌で感じ、長くはこの世界でやっていけない」と感じたというプロ1年目だが、3月20日の開幕戦に守備固めとして一軍デビューを果たすと、5月24日に本拠地のKスタ宮城でプロ初盗塁、8月26日には埼玉西武のキニー氏からプロ初安打を放った。
2010年に「一番・中堅」へ定着すると、11年はリーグ2位の52盗塁、12年には54盗塁を記録して盗塁王に輝いた。同年にはリーグ最高の得点圏打率.373をマークしており、プロ入団会見で「勝負強さと足は売り」と語っていたとおりの活躍でチームに貢...