柳田の前後が不振、つながりを欠いた前半戦のホークス打線
例年と異なり、前半戦は得点と失点の差が均衡する一進一退の状態で、大きな貯金を作れなかった福岡ソフトバンクホークス。首位埼玉西武と最大11ゲーム差と大きなビハインドを背負いながらも、8月以降の猛追によって3ゲーム差にまで接近しました。
しかし、9月の直接対決で5連敗を喫し、リーグ連覇の夢は潰えました。そんなホークスのペナントレースにおける得点と失点の移動平均を使って、チームがどの時期にどのような波に乗れたかを検証してみます。移動平均とは大きく変動する時系列データの大まかな傾向を読み取るための統計指標です。
グラフでは9試合ごとの得点と失点の移動平均の推移を折...