北海道日本ハムが王柏融の交渉権獲得、戦前から交流してきた日台野球界
北海道日本ハムが、CPBL(台湾プロ野球)最高の打者と言われる王柏融との交渉権を獲得した。日本野球にとって、台湾は大きな役割を果たしてきた。これを機に、日本プロ野球における台湾選手が果たした役割について振り返ろう。
1895年から1945年まで台湾は日本の統治領だったので、日本球界には戦前から多くの人材を輩出している。
1915年に今の夏の甲子園に当たる「全国中等学校優勝野球大会」がスタート。1921年には、当時日本の植民地だった朝鮮、満州からの代表が出場するようになり、1923年には台湾代表も甲子園に出場するよ...