陰日向で輝く。福岡ソフトバンクの強さを支えた「玄人好み」の選手たち

2017.9.21(木) 00:00 パ・リーグ インサイト

9月16日、福岡ソフトバンクは史上最速のパ・リーグ制覇を果たした。優勝決定試合では、柳田選手とデスパイネ選手、勝ち頭の東浜投手など、今年のチームを象徴する選手の活躍で快勝を飾った。しかし、ここではあえて、渋い働きでチームを支えた「縁の下の力持ち」に焦点を当てたい。川島選手、福田選手、髙田選手。彼らの今季の活躍をまとめてみる。
甘いマスクと明るいキャラクターでチームを盛り立てる川島選手は33歳。九州国際大学を経て2005年ドラフトで3位指名を受け、北海道日本ハムに入団した。東京ヤクルトに移籍し、交換トレードで福岡ソフトバンクに。昨年限りで引退した金子圭輔氏から背番号「4」を譲り受け、若々しいプレーでファンを魅了している。
今季は75試合に出場して、101打数28安打5本塁打12打点、打率.277。1番でスタメン出場した試合では打率.351と適性を示しており、5月24日には今季第1号となる先頭打者本塁打も放った。また、左投手に対しては打率.306と突出した成績を残す。ポストシーズンでも、左キラーとしてチームの日本一に貢献した...

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