チーム盗塁数ぶっちぎりのリーグトップ。強力埼玉西武打線の「恐怖の足攻め」に注意せよ。

2017.9.20(水) 00:00 パ・リーグ インサイト

楽天との最大11ゲーム差を詰め、8月29日にリーグ2位に浮上して以来、ここまでその座を死守している埼玉西武。長打力が開花した秋山選手、新・4番の山川選手を擁する強力打線の印象通り、チーム打率、安打数、得点数はいすれもリーグトップを誇る。そしてこれに加え、今季は盗塁企図数、盗塁数もリーグトップの成績を叩き出している。 (数字は全て9月19日の試合終了時点のもの)。
昨季、盗塁王を獲得した金子侑選手を擁しながら、チームの盗塁企図数は134個で、盗塁数はリーグ4位の97個。成功率は72パーセントだった。そして今季の盗塁企図数は152個で、盗塁数はリーグトップの116個。成功率は76パーセントだ。盗塁を仕掛けた数も、その成功率も、目に見えて上昇している。
そんな今季の埼玉西武の高い走塁意識を支えているのは、源田選手、秋山選手、金子侑選手、外崎選手の4人だ。彼らの合計盗塁数は90個で、埼玉西武に次ぐ北海道日本ハムのチーム盗塁数(77盗塁)すらも大きく上回っている。特にルーキーの源田選手は、果敢に35盗塁を積み上げ、北海道日本ハムの西川選手と熾烈な盗塁王争いを繰り広げて...

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