「再チャレンジの機会」から「最後のチャンス」に意味合い変わる
NPB各球団は、翌年の支配下登録選手の名簿(契約保留選手名簿)を11月末日にNPBに提出する。この名簿に掲載されていない選手は「戦力外」となる。
名簿作成のために各球団はレギュラーシーズンが終わると、翌年に向けた選手契約の精査を開始する。10月下旬にはドラフト会議が行われるが、ここで何人の選手を指名するかも考慮される。
現在のNPBでは、支配下登録選手は70人と決められている。これとは別に育成選手を保有することが認められているが、各球団ともに育成選手数には一定の目安を設けている。ドラフトによる新入団選手が入れば、それとほぼ同数の選手が戦力外を通告される。戦力外の通告期間は、10月1日からCSファーストステージ前日までと、CSファイナルステージ終了日から日本シリーズ翌日(日本シリーズ出場チームは5日後まで)と定め...