MLB公式が菊池雄星を大特集 大物FA左腕との共通点も指摘「影響力ある」

2018.11.11(日) 07:30 Full-Count
埼玉西武・菊池雄星※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)

先発左腕が豊富な今オフのFA市場、菊池がポスティングなら「層が更に厚くなる」

 ポスティングシステム(入札制度)でのメジャー移籍へ向けて、米国内でも注目度が高まっている菊池雄星投手について、MLB公式サイトが特集を組んだ。動画コーナーの「Cut4」が、映像を交えながら、埼玉西武のエース左腕について細かく紹介。今オフのFA市場で先発投手の目玉となっている左腕パトリック・コービン(ダイヤモンドバックスからFA)との共通点も挙げている。
 今季終了後に契約破棄の権利を持っていたカーショーは残留を決め、ドジャースと新たに3年契約を結んだものの、昨年と比べて大物が多い今オフのFA市場。特に、先発左腕の人材が豊富だとMLB公式サイトは伝えている。ダラス・カイケル(アストロズからFA)、コービン、ジオ・ゴンザレス(ブルワーズからFA)、JA・ハップ(ヤンキースからFA)の名前を挙げつつ、菊池が埼玉西武から正式にポスティングされれば、「影響力のある左腕がもう1人加わり、層が更に厚くなる」と言及。「MLBの複数チームが彼に興味を示しており、2019年にMLBチームで投げることが濃厚である」としている。
 そして、菊池について知っておくべきことを紹介。その投球については「特に最近日本で圧倒的だった」として、187回2/3を投げて防御率1.97をマークした2017年を「最高のシーズン」と表現している。今季は防御率が3.08となったものの、「課題だった」与四球率が2017年から改善され、今季も維持している...

続きを読む

関連チーム記事/TEAM