左翼デスパイネ、右翼グラシアル起用も6回までわずか1安打
■広島 5-1 福岡ソフトバンク(28日・マツダスタジアム)
福岡ソフトバンクが手痛い黒星を喫した。28日、敵地マツダスタジアムで行われた広島との日本シリーズ第2戦。第1戦で延長12回引き分けとして迎えた大事な2戦目。広島先発のジョンソンに7回まで1点に抑え込まれ、1-5で敗戦した工藤公康監督は「CSの映像は見ていたけど、それに匹敵するくらいに良かった。うちのバッターの調子は悪くないけど、それを上回っていいピッチングをされた」と、左腕に脱帽するしかなかった。
先発のバンデンハークは初回、先頭の田中を左前への二塁打で出塁させた。打ち取った当たりだったが、左翼に入ったデスパイネのダッシュが間に合わず、不運な安打に。2死三塁から鈴木の当たりは遊撃への高いバウンドでのゴロとなり、これが適時内野安打となって先制点...