甲子園不出場でのドラフト指名は16人 2018年“雑草”組の活躍に期待

2018.10.28(日) 10:44 Full-Count
2018年ドラフト会議は計11球団が根尾昂、藤原恭大、小園海斗(左から)と甲子園で活躍した高校生3人に1位入札するという展開となった※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史、編集部)

中日、阪神、東京ヤクルトは不出場選手なし

 計11球団が根尾昂、藤原恭大、小園海斗と甲子園で活躍した高校生野手3人に1位入札するという展開となった2018年ドラフト会議。人気の吉田輝星投手も北海道日本ハムに1位指名され、5球団が高校生を1位指名した。そんな中、甲子園不出場でドラフト指名選手された高校生が育成含め16人いる。「甲子園不出場組」の指名選手を追ってみた。
 今年、高校生は支配下36人、育成9人の計45人が指名を受けた。支配下、育成含め計104人の指名選手の43%を高校生が占める。
 その中で、学年、春夏関係なく甲子園に出場経験がある選手は27人。母校は甲子園に出場したが、出場機会がなかった選手が2人、甲子園に縁のなかった選手は16人。当然のことながら、甲子園に出場して活躍した選手が中心の指名にはなるが、素材の良さから指名を受ける不出場組も多い。球団ごとに見てみよう。なお、中日、阪神、東京ヤクルトは甲子園出場経験のある選手のみで、不出場...

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