リーグ覇者の埼玉西武を下し、シーズン2位からの「下克上」で日本シリーズ出場権を勝ち取った福岡ソフトバンク。パ代表として戦う大舞台を前に「パーソル CS パ」ファイナルステージでの戦いぶりと、交流戦での対戦成績を振り返り、決戦の展望を行っていく。
北海道日本ハムとのファーストステージを制し、メットライフドームへ乗り込んだ福岡ソフトバンク。ファイナルステージではシーズン1位の埼玉西武が1勝のアドバンテージを持つうえに、第1戦に先発するのは先発4番手以降。シーズン2位だった分不利な状況からのスタートとなるが、選手たちはそのハンデをものともしない戦いぶりを見せた。
迎えた初戦、福岡ソフトバンクは埼玉西武のエース・菊池投手を攻略し、重要な初戦を16安打10得点と大勝で飾る。第2戦ではリーグ王者の強力打線が本領を発揮。11被安打13失点とめった打ちに遭い、アドバンテージを含めて1勝2敗とリード...