CS敗退後に同僚から「まさか」の胴上げ「選手の皆さんに感謝しています」
21日。クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第5戦で福岡ソフトバンクに敗れ、2勝4敗(アドバンテージ1勝を含む)で日本シリーズへの切符を手にすることができなかった埼玉西武。最終戦セレモニー終了後、今季限りでの引退を表明している松井稼頭央外野手が一人、レフトスタンドへ歩を進め、応援してくれたファンに一礼。その後、ショートの位置に手を当て、グラウンドに別れを告げた。
CSファイナルでの出場機会はなかった。「当然、いつでも出場できる準備はしていました。常に試合に出たいのはどんな試合でも変わらない。日本シリーズを目指すメンバーに入れていただいた。出場する可能性があるならば、しっかり準備をするだけです」と、最後の試合もこれまで同様、いつでも行ける準備をしてベンチで戦況を見つめていたという。
悔しい敗戦の後に行われた最終戦セレモニーで、選手たちから胴上げされた松井。本拠地・メットライフドームに詰めかけたファンの前で7回、宙を舞った。「まさか胴上げしてもらうとは思っていなかった。選手の皆さんに感謝しています」と、率直な思...