パ・リーグ新人王を占う 東北楽天田中和基が18発も…32ホールドのオリックス山本が優勢か
2018年10月20日 11:40
Full-Count 広尾晃
東北楽天・田中和基※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)
千葉ロッテ藤岡が唯一の全試合出場も…打率は規定打席到達者29人中28位
レギュラーシーズンの日程が終了し、ポストシーズンに入っている。パ・リーグの最終的な今季の新人王候補の成績を見ていこう。 新人王有資格者は、海外のプロリーグでプレー実績がなく、支配下選手に初めて登録されてから5年以内で、投手は前年までの1軍での登板イニング数が30イニング以内、打者は前年までの1軍での打席数が60打席以内の選手だ。【打者】今季33人の新人王有資格者の打者が1軍に出場したが、5安打以上を打った17人を安打数順に並べる。藤岡裕大(ロ)143試535打123安5本42点14盗 率.230田中和基(楽)105試423打112安18本45点21盗 打率.265福田周平(オ)113試295打78安1本15点16盗 打率.264宗佑磨(オ)74試266打62安5本22点3盗 打率.233渡邉諒(日)60試161打39安7本14点1盗 打率.242清宮幸太郎(日)53試160打32安7本18点0盗 打率.200菅野剛士(ロ)53試131打23安2本18点1盗 打率.176山崎剛(楽)33試82打19安0本7点4盗 打率.232西巻賢二(楽)25試77打19安0本3点0盗 打率.247西村凌(オ)31試88打17安2本8点2盗 打率.193石川亮(日)32試50打11安0本3点0盗 打率.220山足達也(オ)25試60打10安1本7点2盗 打率.167安田尚憲(ロ)17試53打8安1本7点0盗 打率.151八百板卓丸(楽)27試38打7安0本0点1盗 打率.184川瀬晃(ソ)13試32打6安0本2点1盗 打率.188村林一輝(楽)28試44打5安0本2点0盗 打率.114金子一輝(西)6試14打5安1本2点0盗 打率.357 千葉ロッテの藤岡は新人では唯一全試合出場、遊撃のポジションをほぼ一人で守り切った。これは立派だが、打撃成績は規定打席以上29人中28位だった。 東北楽天の田中は開幕1軍だったが、4月初旬に2軍落ちし、5月23日まで長いブランクがあったが、1軍復帰後は目覚ましい活躍。18本塁打は新人王有資格者では群を抜いている。打者では田中が有力ではないか。 なお、北海道日本ハムの清宮幸太郎は今年180打席に立っており、来期以降の新人王資格はなくなった。投手ではホークス加治屋が31ホールド、オリックス山本は32ホールドで防御率も上
【投手】44人の新人王有資格者が1軍のマウンドに上がったが、このうち10イニング以上を投げた25人の成績。イニング数順。今井達也(西)15試5勝5敗 0S 0H 78回2/3 防御率4.81田嶋大樹(オ)12試6勝3敗 0S 0H 68回2/3 防御率4.06加治屋蓮(ソ)72試4勝3敗 0S 31H 66回2/3 防御率3.38山本由伸(オ)54試4勝2敗 1S 32H 53回 防御率2.89澤田圭佑(オ)47試5勝0敗 0S 8H 49回2/3 防御率2.54大竹耕太郎(ソ)11試3勝2敗 0S 0H 48回2/3 防御率3.88玉井大翔(日)40試2勝3敗 0S 2H 48回 防御率4.13池田隆英(楽)15試1勝5敗 0S 4H 42回2/3 防御率5.91岡本健(ソ)23試1勝0敗 0S 0H 38回1/3 防御率3.05種市篤暉(ロ)7試0勝4敗 0S 0H 38回1/3 防御率6.10堀瑞輝(日)10試2勝3敗 1S 1H 35回1/3 防御率5.86高橋礼(ソ)12試0勝1敗 0S 0H 30回 防御率3.00近藤弘樹(楽)9試0勝2敗 0S 0H 29回 防御率6.83土肥星也(ロ)6試2勝1敗 0S 0H 28回1/3 防御率5.08渡邉啓太(ロ)6試0勝1敗 0S 0H 28回 防御率4.82伊藤翔(西)16試3勝0敗 0S 0H 26回1/3 防御率2.73岩下大輝(ロ)18試1勝3敗 0S 6H 25回2/3 防御率4.56松本直晃(西)24試0勝0敗 0S 1H 24回 防御率6.75菅原秀(楽)16試0勝0敗 0S 0H 23回1/3 防御率7.33西村天裕(日)26試2勝2敗 1S 8H 23回 防御率3.52高野圭佑(ロ)17試1勝0敗 0S 0H 17回1/3 防御率4.15齊藤大将(西)16試1勝3敗 0S 1H 16回2/3 防御率7.02田中正義(ソ)10試0勝1敗 0S 0H 13回2/3 防御率8.56東條大樹(ロ)11試0勝0敗 0S 2H 11回2/3 防御率1.54小野郁(楽)9試0勝1敗 0S 0H 10回1/3 防御率3.48 救援投手の活躍が目立ち、規定投球回数の143回には全員、及ばない。オリックスの田嶋が6勝を挙げているが、6月24日の登板を最後に登録抹消。救援投手で、オリックスの山本由伸が32ホールド。これは北海道日本ハム宮西の41ホールドに次ぐリーグ2位。セットアッパーとして大活躍した。また福岡ソフトバンクの加治屋蓮もリーグ3位の31ホールド。ただ、防御率は山本より悪い。投手ではこの2人が候補だが、山本が頭一つ抜けるか。 打者の東北楽天田中は18本塁打したが、オリックス山本は「勝利の方程式」を担った。貢献度からみて、山本が一歩リードしているのではないか。(広尾晃 / Koh Hiroo)記事提供:Full-Count 続きを読む