昨日のダメージをそっくり返してみせた。埼玉西武が18日、福岡ソフトバンクに快勝。「パーソル CS パ」第2戦を勝利し、対戦成績を2勝1敗(1勝はアドバンテージ)とした。
16安打10失点という大敗で初戦を落としたライオンズ。嫌な流れを、初回にかき消した。2死1,2塁から5番・栗山選手が右翼席へ3ラン。「非常にうれしかった。狙いは走者をかえす。カウント3-2だったので後ろにつなぐ。その中で、ベストのスイングができました」という会心の一撃。
10年前の日本一を知るベテラン。「昨日負けて、今日負けると嫌な雰囲気ができていたと思う」。危機感をのぞかせつつ、だからこそ自らのバットでチームを救った。そして6回裏、1死満塁から一塁手強襲の適時打。さらに7回裏、2死満塁では中前に2点適時打。CS最多タイとなる1試合6打点の大暴れでチームを...