崖っぷちから反撃ののろしを上げた。北海道日本ハムが14日、福岡ソフトバンクに勝利し、「パーソル CS パ」ファイナルステージ進出に向け、1勝1敗の五分とした。
鋭い当たりが外野の頭上を越えた。長打を確信した大田選手は、大きなガッツポーズでベースを回った。8回2死2塁、フルカウントから勝ち越しとなる左越え適時二塁打。「食らいつくだけでした。いいヒットになって良かった」。7回に同点とされ、終盤。敵地で1戦目を取られ、引き分けでも自軍の敗退が決まるという厳しい状況の中、少なくなったチャンスをモノにした。
続くヒットマン、近藤選手も右中間に適時二塁打。息を吹き返した北海道日本ハムは宮西投手、石川直投手とつないで、逆王手...