昨日の試合では、先発の石川投手とプロ初登板の笠谷投手が完封リレーを決め、福岡ソフトバンクが投打で埼玉西武を圧倒した。今日の試合の先発マウンドには中田投手を送る。7月23日以来の先発登板となるが、7連勝中のチームの勢いに乗り、約2カ月半ぶりの勝ち星を手にしたいところ。対する埼玉西武の先発はエース・菊池投手。3連敗を喫しているチームを救い、自身もプロ7年目にして初となる福岡ソフトバンク戦での勝利を挙げたい。
1回裏、福岡ソフトバンク打線がいきなり菊池投手に襲い掛かった。先頭の川島選手が四球を選び、続く今宮選手の犠打と3番・中村晃選手のゴロで3塁まで進塁。この2死3塁の場面で4番・柳田選手が適時二塁打を決め、先制に成功する。さらに、2死2塁から5番・デスパイネ選手が右翼テラス席への第29号2ラン。リーグトップの防御率を誇る菊池投手から福岡ソフトバンクが早くも2点を奪った。
直後の2回表には、6番・メヒア選手のソロで埼玉西武が1点を返すが、その裏、福岡ソフトバンク打線が再び攻勢を仕掛ける。先頭の江川選手が二塁打で出塁し、続く上林選手が犠打を決めると、1死3塁で9番・高谷選手が適時打。そして1番・川島選手が四球を選び、なおも1死1,2塁の好機で、2番・今宮選手が菊池投手の変化球を引っ張り、左中間席に3ランを放つ。スコアを7対1とし、福岡ソフトバンクが試合序盤で埼玉西武を...