鷹を得意とする上沢にも「甘い球を一発で打つ」
福岡ソフトバンクは13日から本拠地で北海道日本ハムとのクライマックスシリーズ・ファーストステージを戦う。10日から始まった全体練習の3日間で常に声を出してチームを牽引したのが松田宣浩内野手だった。
10日の投内連係練習では、森唯斗投手の牽制球に「おお、いいボール! さすがセーブ王や!」の大声。11日のシート打撃でセンター前にヒットを放つと、あと1本でシーズン持ち越しとなった通算1500安打のセレモニーかのように「MATSUDA 1500HITS」と書かれた段ボール片を頭上に掲げて笑いを誘った。12日の練習では、各打者のヘルメットにクライマックスシリーズのステッカーが貼られ、気持ち的にも戦闘モードに突入だ。
「福岡で調整してきて、身体も心も準備はできた。シーズン143試合とは違って(2度)負ければ終わり。とにかく勝つことだけを考えてやる。チームが勝つために何ができるのかを選手それぞれが考えること。自分なら、まずは声を出していい雰囲気を作ること。(10日夜に)決起集会もやって、もう一度1つにな...