鷹・工藤公康監督、CS1st突破へまず全力 3本柱投入「勝たなくては次にいけない」

2018.10.11(木) 15:07 Full-Count 福谷佑介
コーチ陣とシート打撃を見守った福岡ソフトバンク・工藤監督※写真提供:Full-Count(写真:藤浦一都)

11日にはシート打撃を行い、柳田が特大弾「さすがというところ」

 パ・リーグ2位の福岡ソフトバンクは11日、13日から始まるクライマックスシリーズ(CS)ファーストシリーズの北海道日本ハム戦に向けて、本拠地ヤフオクドームで全体練習を行った。この日はフリー打撃のあと、実戦形式のシート打撃を実施。バンデンハークや石川柊太といった主力投手の一部もマウンドに上がり、短期決戦に備えた。
 シート打撃では、レギュラーシーズン最終戦となった8日の千葉ロッテ戦(ZOZOマリン)を右膝打撲の影響で欠場していた柳田悠岐外野手が、バンデンハークからバックスクリーン左のスタンド中段まで運ぶ特大のアーチを放ち、順調な回復ぶりをアピール。練習を見守った工藤公康監督も「さすがというところですね。ヒットも打ったし、長打は彼の魅力ですけど、ヒットを打った後の足も魅力なので、僕らとしては嬉しいですね」と主砲の回復ぶりを喜んだ。
 バンデンハークは勝ち進んだ場合のファイナルステージでの先発となり、北海道日本ハムとのファーストステージはアリエル・ミランダ、千賀滉大、東浜巨の3本柱が先発する見込み。指揮官は「まずはファーストを勝たないことには、ファイナルはない。いま安定しているピッチャーで、しっかり投げてくれるであろう、最少失点でいってくれるだろう、いいピッチングをしてくれるだろうというイメージを持っているピッチャーを順番に登板させていく形をとった」と意図...

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