横浜DeNA平良拳太郎に飛躍のきっかけ、広島一岡竜司は大成功 人的補償選手の移籍後は

2018.10.11(木) 07:30 Full-Count
広島・一岡竜司※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)

東京ヤクルト奥村、阪神尾仲のようにプロ入り1年や2年で移籍するケースも

 例年、オフのマーケットを賑わすのが、トップ選手のFA宣言による移籍だ。今季もオリックスの西勇輝投手や埼玉西武の浅村栄斗内野手、広島の丸佳浩外野手といった球界を代表する選手たちがFA権を持ち、その動向が今後注目されることになるだろう。
 ある選手がFA移籍する際、移籍選手の前所属球団は、移籍先の球団に対して金銭、あるいは人的補償を求めることができる(所属球団内の選手の年俸ランクがA、Bの場合。Cランクは補償不要)。移籍先球団は、28人までプロテクトをかけることができるが、成長株の若手などがプロテクトから漏れ、人的補償で新天地に移る例も多い。
 近年、人的補償によってやむなく移籍した選手は今季、8選手が現役でプレーした。巨人から埼玉西武に人的補償で移籍し、自らのFA権で巨人に復帰した脇谷亮太は今季限りで引退。残る7選手の現状を...

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