北海道日本ハム矢野謙次、引退スピーチ全文「最高の仲間に出会え、幸せ者でした」

2018.10.10(水) 22:48 Full-Count 石川加奈子
試合後に引退セレモニーを行った北海道日本ハム・矢野謙次(左)※写真提供:Full-Count(画像:(C)PLM)

エンゼルス大谷、巨人の原前監督、高橋監督らからもメッセージ

■北海道日本ハム 5-4 千葉ロッテ(10日・札幌ドーム)
 北海道日本ハムの矢野謙次外野手が10日、本拠地・札幌ドームでの千葉ロッテ戦で引退試合に臨んだ。栗山英樹監督からの先発出場の打診を辞退して「代打の切り札」として、1点リードの7回2死一塁の場面で登場。千葉ロッテの唐川侑己投手から4球連続ファウルで粘った後、7球目を弾き返して三遊間を破り、現役最後の打席で左前安打を放った。
 総立ちでガッツポーズするチームメートに向かって、一塁ベース上で右手を上げた矢野。巨人と北海道日本ハムで通算16年のプロ最終打席でも無類の勝負強さを見せつけた矢野は「ハルキ(西川選手)から始まったイニングで、タイシ(大田選手)がヘッドスライディングをしてセーフになって……。翔(中田選手)は凡退して、すれ違いざまに『すみません』と言ってくれて。みんなの思いが伝わって、うれしかったですけれど、そういう思いを消そう、消そうと思って打席に臨みました。結果、ヒットになって良かったです。いい場面をお膳立てしてくれた監督、コーチの方々、チームメート。みんなに感謝します」と、最後の打席を...

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