インバウンド(訪日外国人旅行)の市場規模は急速な拡大を続けており、2030年には全体で15兆円産業へと成長するという目論見もある*1。コロナ禍を経て、2025年にはすでに2019年の水準を超える盛り上がりを見せるなか、スポーツ業界もまた、海外からの誘客という巨大な可能性に挑んでいる。
プロ野球観戦において、これまで訪日外国人観光客にとって高いハードルとなっていた「言語」「決済」「チケット発券」。これらの課題をどのように解消し、いかにしてスポーツツーリズムを中長期的な展望へと導くのか。
ライブエンターテインメントやスポーツのインバウンド向けチケット販売を展開し、パ・リーグ6球団の訪日外国人観光客に向けたチケット販売を行う株式会社Tickets in Japanの薗田好豊さんと、福岡ソフトバンクホークスで海外誘客を担う古 詩敏(こ・しびん)さん。二人の対話から、進化を続けるスポーツインバウンドの最...