10月6日、ヤフオクドームで行われた福岡ソフトバンクと埼玉西武の最終戦では、今季限りでの引退を表明している本多選手が「1番・セカンド」でスタメン出場。内川選手や長谷川勇選手、かつての後輩である亀澤選手(中日)、自主トレをともにする安達選手(オリックス)なども駆けつけた中で、鷹一筋13年のプロ生活にピリオドを打った。
笑顔で現役最後の試合に臨んだ本多選手。1打席目は遊ゴロに倒れてしまったが、2打席目は四球で出塁する。2度盗塁王に輝いた足に期待がかかる中、続く上林選手の初球、完璧なスタートを切ったものの、結果はまさかの死球。通算343個目の盗塁はならなかった。
しかし4打席目では、埼玉西武・武隈投手の直球をはじき返して右翼線に運ぶと、迷わず二塁ベースを駆け抜けて三塁に到達。通算48本目の三塁打を記録した。そして、2点リードの8回裏は、チームメイトが2本塁打などでつなぎ、現役最後の5打席目が...