2019年シーズンに大きな影響、大物FA投手の補強に動く可能性も?
エンゼルスの大谷翔平投手はメジャー1年目のシーズンを戦い終え、1日(日本時間2日)には右肘靭帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けたことが発表された。手術は無事に成功。投手としての復帰は2020年になる見込みだが、来季は打者に専念しての活躍が期待される。米メディアは、大谷のリハビリの経過がエンゼルスの2019年シーズンの行方を大きく左右すると見ている。
「ロサンゼルス・エンゼルスは2019年の新しいスタートに向けオフシーズンに突入する」とのタイトルで特集を組んだのは「NBCスポーツ」電子版だ。記事では、「球団史上最高の選手」であるマイク・トラウトが入団してから、エンゼルスが世界一に輝いたことがないという事実に言及。80勝82敗のア・リーグ西地区4位に終わった今年についても「残念なシーズン」として、「オフシーズンに向け、このチームには懸念が多くある」としている。
大谷はシーズン終了翌日に手術を受けたが、これが「大きな2つの疑問につながる」と指摘。1つ目はエンゼルスの大きな課題となっている先発ローテーション。「オオタニなしで2019年のローテーションはどうなるか?」。特集ではこのように投げかけた上で「エンゼルスはメジャーリーグの投手陣に関して本当に厳しい状況にある」...