お互いが納得するまで話し合う「思ったことはどんなことでも言ってくれ」
プロ野球はシーズン終盤を迎えセ・リーグでは広島、パ・リーグでは埼玉西武がリーグ優勝に向けラストスパートを見せている。そんな中、ユニホームを脱ぐ決断を下した選手もいる。巨人の杉内俊哉投手もその一人だ。福岡ダイエー、福岡ソフトバンク、そしてオフシーズンの自主トレを共にしたオリックス・山崎勝己捕手は特別な思いで先輩の引退を惜しんだ。
福岡ソフトバンク時代に第2捕手の地位を築き、2013年オフにFA移籍した山崎勝。今年は2度目のFA権を取得するなどプロ18年目のシーズンを過ごしている。「杉内さん、和田さんの球を受けることができたから今の自分がある。本当に感謝しかないです」。尊敬する先輩の引退を感慨深く口にした。
福岡ソフトバンク時代は杉内の専属捕手を務めた“元相棒”は左腕の凄さを改...