北海道日本ハムに4点のリードを許した8回途中にV決まる
埼玉西武が10年ぶり22度目の優勝を決めた。優勝マジックを1として、敵地・札幌ドームで北海道日本ハム戦を戦った埼玉西武だったが、この試合中に、マジック対象チームの福岡ソフトバンクが千葉ロッテにまさかの敗戦。埼玉西武は北海道日本ハムにリードを許す展開となっていたが、試合終了を待たずして、まさかの形で優勝決定となった。
29日のメットライフドームでの福岡ソフトバンク戦に敗れ、本拠地Vを逃した埼玉西武は、敵地・札幌に乗り込んで仕切り直しの一戦に臨んだ。3回に内野安打と中村の悪送球で1点を失うと、4回無死満塁で併殺打の間にさらに1失点。5回には大田の適時二塁打と清宮の併殺崩れの間に2失点と、3イニング連続の失点でビハインドを背負った。
打線も北海道日本ハム先発の杉浦の前になかなか繋がらず。初回1死一、二塁のチャンスを作ったが、山川、栗山が凡退。5回にも1死三塁としたが、金子侑、秋山が相次いで倒れた。6回に栗山の犠飛で1点を返したものの、3点のビハインドを背負ったまま、試合は7回に。だが、8回の攻撃が終わった直後に、2位福岡ソフトバンクが千葉ロッテに敗戦。この瞬間、埼玉西武のマジックはゼロとなり、10年ぶり22度目の優勝...