【MLB】大谷翔平を投打にわけて徹底比較 米メディアが検証「MVP級打者+CY賞級剛腕」

2018.9.30(日) 16:38 Full-Count
エンゼルス・大谷翔平※写真提供:Full-Count(写真:Getty Images)

大谷の才能は「カメラのワンショットでは収めきれない」もの

 今季の大谷は一体誰のルーキーシーズンに似ているのか??。米スポーツ専門局「ESPN」公式サイトが、エンゼルス大谷翔平投手の「二刀流」についての考察記事を掲載した。大谷のプレースタイルと今季成績から、投打それぞれで誰のルーキーシーズンに似ているかを考察。今季を通じて投げる日と打つ日が分かれていたこと、来季は打者に専念することなどを理由に、常々引き合いに出される「ベーブ・ルース」ではなく、投打それぞれで近い選手を探し、検証している。
 その上で、記事は、投手と打撃の成績から、大谷が残した成績が誰のルーキーシーズンに似ているかを検証している。
 打撃では、23日(日本時間24日)現在の数字を使い、打率.281、出塁率.364、長打率.560という大谷の成績が、MLBの平均的な打者の数値より50%高いことに言及。さらに、MLBの平均的な打者より四球を選ぶ確率が36%高く、三振する確率も37%高いという。その上で、打者の長打力を図る「IsoP」という数値において、大谷はMLB平均を93%上回る数値をマークしており、典型的な長距離打者という姿が浮...

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