9番降格の松田が2打席連発「ラクなところで思い切って」
■福岡ソフトバンク 3-1 埼玉西武(29日・メットライフ)
福岡ソフトバンクが意地の勝利で、目の前での胴上げを阻止した。29日、敵地メットライフドームでの埼玉西武戦、優勝へ王手をかけられて迎えた一戦は、9年ぶりに9番に降格した松田が2打席連発で全3打点。先発のミランダら投手陣が埼玉西武打線の反撃を凌いでリードを守った。何とか眼前での胴上げだけは回避した工藤公康監督は「本当は3つ勝ってという思いがあった。なんとか胴上げだけは阻止するぞという思いだけでした」と話した。
1点ビハインドの4回2死一塁で、埼玉西武先発の今井から松田が左翼スタンドへ逆転の29号2ラン。さらに7回、2番手の増田から再び松田が3年ぶりに大台に到達する30号ソロ。松田1人で全3打点を...