20年ぶりとなる本拠地での優勝決定へ。獅子は今日の一戦で決めきれるか

2018.9.29(土) 11:36 パ・リーグ インサイト 成田康史
埼玉西武ライオンズ(C)PLM

 開幕から首位を走り続けた埼玉西武が、怒とうの12連勝でマジックを1とし、10年ぶりとなるパ・リーグ優勝へ王手をかけている。2000年代は02年、04年、08年と3回の優勝を誇る埼玉西武だが、本拠地での優勝決定は1998年が最後。今年、メットライフドームでの悲願達成となれば、20年ぶりの本拠地胴上げが叶うことになる。

2002年の優勝時は

 2002年、伊原新監督のもとでスタートを切ったチームは、5月中に首位に立つと、そこからは一度もその座を譲ることなく駆け抜け、9月21日に優勝を決めた。
 この日、マジックを1として千葉ロッテとのデーゲームに臨んだチームは、先発・許銘傑氏(現・埼玉西武ファーム投手コーチ)が4回3失点でマウンドを降り、打線も千葉ロッテ投手陣の前に得点を奪えず。0対4で完封負けを喫してしまう。
 敗れはしたものの、マジックの対象チームである福岡ダイエーはナイターで日本ハムとの試合を控えており、未だ優勝決定の可能性が残る状況。西武ナインが宿舎で戦況を見つめる中、福岡ダイエーはエース・斉藤和巳氏を先発に立てて試...

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