昨夜は、銀次選手の劇的サヨナラ打で延長戦を制し、北海道日本ハムとのカードを2連勝で終えた首位・楽天。今日はKoboパーク宮城から京セラドーム大阪に場所を移し、リーグ4位のオリックスとカード初戦を戦う。
先発はオリックスがディクソン投手で、楽天が岸投手である。前回登板で福岡ソフトバンク打線を7回1失点に抑え、チームを勝利に導いているディクソン投手は、今季ここまで7勝6敗。好調な打線の力も借りて、少しでも自身の貯金を増やしたいところだ。一方、試合開始前の時点でリーグ2位の防御率2.18を誇る岸投手は、その数字通りの安定感で、昨夜の劇的勝利からの良い流れを引き継ぐことができるか。中継ぎ陣の疲労がかさむ時期だけに、先発陣の柱の1人として、堂々と長い回を投げ抜きたい。
初回、両投手ともに走者を出しながらも無失点に抑える。試合が動いたのは2回裏だった。先頭の小谷野選手と6番・中島選手が連打で出塁すると、2死1,2塁から突如岸投手の制球が乱れる。9番・若月選手が四球を選んで2死満塁となると、続くT-岡田選手にも四球。押し出しでオリックスが1点...