東北楽天・松井は1465日ぶりとなる先発勝利
パ・リーグは27日、各地で3試合が行われた。首位の埼玉西武は秋山の逆転3ランで破竹の11連勝を飾り、優勝マジックを3に減らした。3位の北海道日本ハムは4位のオリックスに勝ち、また5位の千葉ロッテが敗れたために3位以内が確定。これでパ・リーグのクライマックスシリーズ進出3チームが決定した。
首位・埼玉西武と2位・福岡ソフトバンクの首位決戦は、一進一退の攻防となった。埼玉西武は2回に森の16号3ランで先制。4回と5回に1点ずつを返され、1点差とされたが、5回に山川が45号ソロで2点リードとした。直後の6回、福岡ソフトバンクは1死満塁で甲斐が走者一掃の二塁打を中堅に運んで逆転に成功。そのまま逃げ切るかと思われたが、埼玉西武は8回2死一、二塁から秋山が劇的な23号逆転3ラン。連勝を11に伸ばし、マジック3とした。
3位の北海道日本ハムは4位・オリックスとの接戦を2-1で制した。北海道日本ハム上原、オリックス東明の両先発が好投する中、突破口を見つけたのは北海道日本ハム打線だった。6回に大田と中田のタイムリーで2点を挙げると、井口、宮西、浦野が無失点リレー。9回こそ石川直がT-岡田にソロ弾を浴びたが逃げ切った。宮西はこれでプロ野球新記録となる325ホールドポイント...