前回はKO登板も、盗み聞きした攝津の助言で気持ちを整理
福岡ソフトバンクの大竹耕太郎投手が24日、北海道日本ハム打線を相手に6回1/3を無失点に抑え、3勝目を挙げた。大竹にとっては本拠地ヤフオクドームでの初勝利となった。
16日の埼玉西武戦では2回もたずにKOされた。「大学時代は打たれてふさぎ込んでいましたが、同じようにならないように、いい意味で切り替えて落ち込む時間を短くして、新しい気持ちで調整に向かえました。気持ちの部分を整理してマウンドに上がれたのが大きかったですね」と話す。
気持ちを切り替えられるようになったきっかけは、夏前の筑後にあった。「攝津(正)さんが打たれた投手に助言しているのを盗み聞きしたんです。『(気持ちを)切り替えるタイミングを自分で決めろ』という話がとても印象的で、ふさぎ込むのは宿舎に戻るまでと決めまし...