グラシアル決勝ソロ、ミランダ7回途中1安打無失点
福岡ソフトバンクが、“キューバコンビ"の活躍で接戦をものにした。23日、本拠地ヤフオクドームで行われた北海道日本ハム戦。グラシアルが5回に均衡を破るソロ本塁打を放つと、先発のミランダが7回途中まで北海道日本ハム打線を1安打に封じる好投。2位の座を争う北海道日本ハムとの差を5ゲームに広げた。
故障者続出の夏場以降、チームを支えるグラシアルが、この日も打った。5回2死で打席に入ると、北海道日本ハム先発マルティネスの高めの真っ直ぐを右翼ホームランテラス席へ。「とても満足しているし、チームが勝ったことが何より」。試合後のお立ち台でこう語った2試合連発となる先制の8号ソロが、結果的に決勝点になった。
この貴重な1点を守ったのが、シーズン途中に加入したキューバ出身左腕だった。ミランダが北海道日本ハム打線に許した安打は、わずかに1本。しかも、近藤の遊撃への内野安打だけだった。4つの四球を与えて走者は背負っていたものの、点は与えず。グラシアルと並んで上がったお立ち台では「ファンの皆さんのお陰でいい投球ができました。ここ(ヤフオクドーム)ではファンの応援のおかげで心地よく投げられています」と勝...