人的補償で移籍した選手は活躍するのか? 引退の巨人脇谷は代表的な成功例

2018.9.21(金) 15:10 Full-Count 広尾晃
広島・一岡竜司【写真:荒川祐史】

巨人の脇谷は人的補償で埼玉西武に移籍し、その後FAで巨人に復帰

巨人の脇谷亮太が引退を表明した。柳ヶ浦高、日本文理大、NTT西日本を経て2005年、大学社会人5巡目で巨人に指名され入団。以後、内野のユーティリティとして活躍してきたが、2013年オフにFA移籍した片岡治大の人的補償で埼玉西武へ。
しかし埼玉西武で活躍して、2年でFA権を取得して巨人に戻ってきた。人的補償で移籍→FAで復帰は脇谷だけだ。
人的補償とは、FA移籍する選手の代わりに移籍先から移籍元に選手を譲渡する制度のことだ。移籍先の球団は、主力選手をプロテクトする。移籍元の球団はプロテクトを外れた選手から1人を選択する。これまで27人が人的補償となって移籍した。現役では10人が人的補償を経...

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